葉真中顕さんの「絶叫」を読みました。
タイトルからしておもしろそうな気がしたんです。帯には痺れるノンストップミステリーってあったし。
図書館では予約の多い第３位でした。
正直言うと途中でやめようかなと思ったんです。だけどもう少し。するとおもしろくなってきたんです。
鈴木陽子という女性の連続殺人のお話なんですが。
マンションの１室で、鈴木陽子の死体と飼っていた猫の亡骸が見つかるところから、始まります。
なんと旦那さんの保険金目的連続殺人事件が。４人の男性と結婚したが１人目だけ生きていて、後はみんな結婚して１年以内に死んでるという。
ただ青酸カリではなくて、お酒に酔って道路で寝ていたところを車で轢かれてしまうんですが。
いずれも住所が他県に及んでいるので怪しまれなかったというわけです。
それぞれ別人とみなされるので。
１人目は学校の先輩。浮気相手に子供ができて離婚に。
２人目はホスト。
３人目と４人目は元ホームレス。
印象に残っている場面は鈴木陽子がヘルスで働いていたときの帰り道に拉致されてお金をとられ、ボスに強姦されそうになったときのこと。
鈴木陽子は腹をくくり、「いうことを聞きますから、乱暴にしないでください」と
するとボスはがっかり、「抵抗するのを踏みにじるのがいいのに、台無しだ」と
そこでボスは首をしめながら行為に。何とか命は助かった後、陽子は今まで死んだ人がいたのでは？と考えます。
そこである人を殺してほしいと持ちかける。その相手は２人目のご主人である元ホスト。
DVに苦しんでいたんです。
最後には自分まで殺してしまうという。素直には考えないでくださいね。わかるかな？
＊晩ごはんはチャーハン
でした。以前紹介した電子レンジで作るチャーシューの冷凍してたもの、ねぎ、卵、永谷園のチャーハンの素、塩こしょう、しょうゆで。
実はキッチンマットに猫ちゃんが座りこんでしまい、鍋も、包丁も取り出すことができなくて
少しだけ開いた扉から果物包丁を出して、ねぎを刻みました。
余談ですが、最近知ったんですけど。猫ちゃん独特の前足をたたんで座ることありますよね。
あれ、なんと呼ぶかご存知ですか？
香箱座りというんだそうです。私はひょうたん島って呼んでいたんですけどね
