毎日新聞 =2017年1月、関雄輔撮影
札幌市内のホテルで転落死した女優、神田沙也加さん(享年35)の遺体が21日午後、同市内の火葬場で荼毘(だび)に付された。
宿泊していた部屋にはいわゆる遺書はなかったが、沙也加さんが胸の奥に抱えていた深い悩みなどをつづった書き置きが残されていたという。
札幌市内の斎場で沙也加さんの遺体を荼毘に付した後、父親の俳優、神田正輝(71)が骨箱を、母、松田聖子(59)が位牌(いはい)を抱えて取材に対応した。
神田は「本当に身内の近親者のみでお骨にすることができました」と報告し「今、2人とも話すようなことではないので、しばらくの間、そっとしておいていただけたら」と悲痛な表情で語った。
聖子も「お寒い中、申し訳ございません。ありがとうございます」と言葉少なに語ると深々と一礼した。
最愛の娘を突然失った悲しみは想像するに余りあるが、沙也加さんの悩みは深かったようだ。
舞台で共演する年下男性とは結婚前提の交際だったといい、その時期についてお互いの考えに相違があり、悩んでいたとも報じられる。のどの不調なども重なっていた。
そんな中、22日付のスポーツニッポンは、沙也加さんが宿泊していた部屋に書き置きがあったと報じた。
これはいわゆる遺書とは異なり、沙也加さんの思いがつづられたもので、悩みだけでなく周囲の人への思いなども書かれていたという。
NHKは21日、大みそかの「NHK紅白歌合戦」の曲目を発表したが、その中に出場が決まっていた聖子さんの名前はなく、「後日改めてお知らせします」としている。
聖子さんはすでに年内のディナーショーを中止にしており、紅白への出場も危ぶまれているが、聖子と沙也加さんは2011年に母娘でデュエットするなど、思い出のステージでもある。
神田沙也加さん葬儀終える 所属事務所が報告「守れなかったという責任を真摯に受け止め」 転落原因の公表控える
事務所は「先般のご報告以降、神田への温かいお言葉を頂戴し、これまでのご支援も含め、改めて深く感謝申し上げます」とし、「本日、ご親族のご希望により、密葬という形で家族にて葬儀を執り行わせていただきましたことをご報告申し上げます」と伝えた。
警察による検証結果について「事件性はなく、転落による多発外傷性ショックが死因であるとの報告を受けました。転落の原因につきましては、神田本人の名誉と周囲の方々への影響を踏まえて公表を控えたく、お含みいただけましたら幸いです」とした。
「私共は神田との突然の別れに混乱しながらも、その事実と向き合い、神田を守れなかったという責任を真摯に受け止めております。神田の逝去に関してさまざまな報道がなされると同時に、ご心配のお声も頂戴しております。このような事態となりましたことを、お詫び申し上げます」と記した。
銀河鉄道999のミュージカル。メーテル。
今となっては観ることが出来なくなってしまいましたが・・・
この配役に対して厳しい意見があったそうで。
実写版にするのは、人それぞれ思い入れがあることから、難しいですね。
以前、栗山千明さんが舞台でやられた時も、厳しい意見が寄せられたそうで。
今は苦しさから解放されて安らかにと祈るばかりです。