本といえば、先日芥川賞と直木賞が発表されましたが。あえて別の作品を紹介したいと思います。
ストレイヤーズ・クロニクルの本田孝好さんの「君の隣に」を読みました。
あなたは誰の隣にいたいですか?最後になぜこのタイトルなのかがわかりました。
(あらすじ)
女子大生の加納あやめはデリヘル嬢にスカウトされた。何で私が?デリヘル?私ってそういうキャラ?
スカウトをしたのは同じ大学、学科のイケメンな早瀬君だった。デリヘルの店長をしているという。
「パチンコ屋と美容院のティッシュは無視したのにデリヘルのは受け取った。それは求人広告を受け取ったんだよね?
何か言い訳しなきゃと口を開きかけると
理由はいいよ。言わなくていい。こういう業種は初めてだよね。とりあえず体験って同?興味があったら電話して。電話本当に待っているから。
あやめは調べてみた。1週間経っても情報は集まらなかったが信頼できないと思える情報もない。だから早瀬君から判断しよう。
事務所を訪れて説明を受け、お客さんにもあった。
早瀬君に頼まれてHPに写真を載せた。普通なら5万だけど、君なら宣伝になるから10万出すよ。
メイクもいつもと違うし写真は修整してあるし自分じゃないみたい。
大学に行くと周りでひそひそ、ぎょっ、態度がおかしい。あからさまな態度をとる人もいた。
たまらなくなって早瀬君に会いたいと思った。アプリを使って彼のアパートがわかった。でも部屋まではわからない。歩いていくと1つだけ表札が出ていないところがあったので、訪ねてみると。小学生の女の子が出てきた。あわてて間違えましたとドアをしめると女の子は間違っていないよ。今出かけてるけど。さっさと帰って。次来たら殺すよ。
警戒心をとこうと思ったあやめは同じ大学で仕事も一緒なんだよ。
あんたが店のスマホに変なアプリを入れたんだね。と
早瀬君はこの女の子の失踪していたお母さんを探していた。