ようやく放射線治療が、約3分の2ほど終了しました。
予定では1/20(金)までで終了になります。
放射線技師さんの中で「川越シェフ」に似ていると思って、シェフに似ていると話したところ、
意外な反応が返ってきました。
私はイケメンだという意味で言ったのに、「シェフになれますかね?」と言われたんです。
それに褒め言葉と受け取ってもらえず。
「川越さんはナルシストみたいで、嫌いなんです」と。
「シェフに似ていると、言われたことがない」と不快な様子でした。
「だったら誰かに似ていると、いわれたことありますか?」と聞くと
市橋容疑者だとの返事が・・・
本人はつり目で嫌なんだと、打ち明けてくれました。
この本は市橋容疑者が逮捕された時、持っていた本と同じもの。
「向日葵(ひまわり)の咲かない夏」道尾秀介署 新潮文庫
図書館に買ってもらい、当時 読みました。
番組の予告で市橋達也容疑者の名前が登場したので、取り上げてみました。
川越さんも達也でしたが・・・
あらすじ
夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ欠席した級友の家を訪れた。きぃ、きぃ。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。
1週間後S君は蜘蛛に姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。ミチオと妹のミカと真相を探る夏休み。
読み進めるうちに多くの疑問が湧き人間の思い込みや錯覚、言葉の聞き間違いなどが真相の目眩ましになっていて人間の弱さを思い知らされます。
こんなセリフがありました。
「本当は全部ばれちゃってもいいと思っているんだ。自分のやったことが、いつ突き止められるだろう、〇〇の死体の事でいつ刑事がやってくるだろう。
そう感じながら、びくびくと暮らしているよりも、いっそ警察に捕まっちゃったほうがいいと思ってる。
でもいきなりすべてを告白する勇気が持てないものだから中途半端に告白する事を考えたんだ。
それをいかにも名案だというように無理やり思い込んで自分に言い訳をしてるんだ」と・・・